ですが

 今回は何も関係ないことを書きます。
 薬で眠いので、できるだけ手短に。



 いろいろと強引なやり口で有名な大阪の橋下知事が出そうとしている、国旗国歌条例。
 日の丸掲揚・君が代斉唱時には立ってろというだけのもの、という噂が本当なら、大阪公務員はすべからく低レベルという先入観をぬぐいきれません。

 何があったにしろ国旗国歌法はもう法律です。法律である以上、日の丸と君が代は国旗国歌に相当する扱いを受けて当たり前なわけで。
 安倍晋三さんが以前、中国の反日デモについて
「愛国というのは、国旗を掲げることであって燃やすことじゃない」
 的なことを言ってましたが(そのせいかどうか、北京オリンピックの長野聖火リレーでは赤旗と暴徒に駅周辺が埋め尽くされたようですが)、長野の乱暴者たちも自分たちの国の旗を粗末には扱っていませんでした。
 なんでわざわざ国旗国歌と決められたものに反抗するのか、理解に苦しみます。


 いや、もちろん軍国主義とか帝国主義とかいう単語が飛び交う演説されるのは予想してますので、もう一言だけ。
「対案出せよ」
 日の丸君が代が尊敬するに値しないと判断したのなら、自分を含めてより多くの人々が胸を張って、これがウチの故郷のしるしだと言えるようなものを提示すればいいじゃないですか。

 少なくとも、君が代の代わりになる国歌候補なら、私は三つ知ってますよ。日教組系の「緑の山河」、サントリー・玉川学園系の「われら愛す」、それから官民合同国民歌「若い日本」。
 個人的には「われら愛す」とか結構いいと思うんですがね。
 日の丸の方はいちおう江戸時代からの伝統があるので、代案といったものはあまり見ませんが、とにかく国旗国歌に文句を言うなら、賛成派も文句のつけようがない別の候補、あるいは国旗国歌法の廃止案を作って、正々堂々国会に提出でもすればいいと思うのです。
 今ならまだ衆院民主党の天下、望みはありますよ。

 条例反対派にそこまでのやる気があれば、の話ですけどね。