本気を出したようです。

鳩山首相、チベット問題は「内政問題と理解」 首脳会談で日本経済新聞

以下引用。

 鳩山由紀夫首相は21日の中国胡錦濤国家主席との会談で、チベット問題について「内政の問題と理解している」と述べた。「それだけに対話を通じて見事に解決することを期待したい」として、中国側に平和的な解決を促した。

ええ、わかります。
チベット問題は内政問題で、ウイグル問題も内政問題。
北方領土ロシア竹島対馬韓国尖閣諸島沖縄は中国が主導権をもって解決すべき問題で、そのわりに靖国問題国際問題なんですね。
わかりますとも。


もういいよ。さっさとやめろ。
むしろ、こげな恐ろしいことを言っておいて、自民党政権時代のようにマスコミに叩かれない状態もどうかと思うのですが。麻生さんなら、間違いなく人格攻撃入ってるレベルですよこれ。
こんな記事もあるし。


国連で演説「世界の架け橋に」5項目で尽力強調毎日新聞

以下引用。

 鳩山由紀夫首相は24日午後(日本時間25日未明)、国連総会一般討論で演説した。首相は「政権交代を通じた経済政策の見直しにより、日本経済は復活ののろしを上げるに違いない」と強調。
(中略)
「日本が架け橋となって挑むべき五つの挑戦」として、(1)世界的な経済危機(2)気候変動問題(3)軍縮・不拡散(4)平和構築・開発・貧困(5)東アジア共同体の構築−−の5項目を挙げた。
 経済危機対応では「新しい日本はグローバリゼーションに適切に対処する必要がある」と言及。「光の部分を伸ばし、影の部分を制御する」と訴えた。
 気候変動問題では、温室効果ガスの削減目標「2020年までに90年比25%減」に改めて言及、各国の合意を呼びかけた。
 また、平和構築ではアフガニスタン復興支援に関連し、「職業訓練などの社会復帰支援の検討」をうたい、パキスタンへの支援も表明した。

とくに理由は見つからないのですが、なんとなく恥ずかしい。
記事を見ていると、自分がどう思うかをぐだぐだしゃべったようにしか見えません。いわゆる「大学のレポートなら0点」というやつですね。
さすがにそれはないでしょうが、とりあえずどこでもかしこでも友愛を連発するのはやめていただきたい。だいたいハゲタカの巣で無防備宣言してどうするんですか。
まあそれより、個人的には気になることが。
鳩山さん、国家戦略局の騒動とか実務関係はともかく、政策自体をマスコミに突っ込まれたことはあまりない気がします。
民間マスコミが政府を批判しない状況を、なんていうんでしたっけ。翼賛体制でしたっけ。