本が読めない
忙しくなってきまして、新しく本を買う余裕もありません。
しかし、レポート用の学術書なら読みます。というわけで、そこから紹介。
- 作者: アダムロビンソン,Adam Robinson,久保儀明
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2002/02/01
- メディア: 単行本
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- 作者: ジェイソンバーク,Jason Burke,坂井定雄,伊藤力司
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/09/11
- メディア: 単行本
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ジェイソン・バーク「アルカイダ」。
どちらも今をときめく国際的イスラーム主義者、ウサマ・ビン=ラーディンについてかなり紙数を割いています。特に前者はそれがメイン。
ですが表紙に同じ写真まで使っているこの二冊の本、上を読んでから下を読むと、彼にかんする描写の違いに大笑いします。
具体的には、上がゴシップをふくむ伝記、下が学術書というべきでしょうか。
特に「アルカイダ」では、かれ個人ではなくイスラーム主義運動全体を俯瞰する立場だからか、たとえば彼が家族から白い目で見られていたとかベイルートで乱行の日々を送ったとかいう、欧米で有名らしい(そして「テロリスト」では事実あつかいの)逸話の全てをズンバラリンと切り捨てています。
いや大笑いしましたよ。
そのあと、自分のレポートをベソかきながら修正しましたが。
教訓。
ソースは複数もちましょう。