といいつつ

ネタがないのでおを濁します。

聖刻群龍伝―亢龍の刻〈2〉 (C・NOVELSファンタジア)

聖刻群龍伝―亢龍の刻〈2〉 (C・NOVELSファンタジア)

聖刻シリーズの続編。
とうとう、辺境の従属領とはいえ家最後のひとりとなった主人公。
これから落日の帝国春秋戦国時代の幕開けというときに、オカルトチックな新兵器と誰とも知れぬ異民族、そして魔術師組合という非常に典型的な三つのしもべ(よく考えてみると、これらはすべて帝国秩序の外側にあるわけで、主人公のライバルたちが別の魔術師組合や国外の勢力を従えているのも肯うかな。帝国の自力更生が不可能であることを端的に表しております)をどうやって使い行くのか、気になるところです。

畏きあたりと共に、大人の階段も登ったことだし。