気を取り直して

そのてるてる坊主にわめくだけわめかせた晴流は、彼(?)がさりげなくスケールの大きいことを口走っているのに気づく。
彼女はその部分だけ、もう一度てるてるに繰り返させてみた。
「せやからな、どないしてもええから、黒色大王を早いとこ叩きつぶさんとあかんわけや」
──どうして?
「あんた、この世界が滅びてもええのん?」
──はい?
「誰か知らんけど、あのガキを誘ったやつは、呼んだらあかんもんを呼んでしもてん。黒色大王は人間ごときが操れるような、生易しいもんとちゃうねん」
──はあ……それで、どうすれば?
「まあ、七色の力を集めんとあかんやろな。黒色大王の七つの力の源や。それを先に奪ってしまえば、あいつは身動きとれん。封印の影響がのこっとる、ここ一年が勝負や」
──それ、誰がやるんですか?
「あんた以外に誰がおんの。どうせ七色の力はそこらの人間に宿ってんねやろから、あんたの方が近づきやすい。力を解放する筆も持てるしな」
──オーマイグッネス。

ぱれっち☆ウィッチ
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