ネタがあったのに更新できませんでした

朝鮮日報が毎度面白い。
こういう記事ばかり読んでいると、親日派とさわがれるのも分かる気がします。
韓・中・日・台が漢字の字体統一へ
自信満々の中国「漢字はわれわれのもの」(上)(下)
「収奪」と「近代化」の二項対立を越えて(上)(中)(下)
上二者は北東アジアの漢字統一運動における中国の台頭、下は日本統治時代の功罪についての考え方のようです。
そして日韓両政府の同時攻撃というお家芸も健在。
たとえば、
「日本にまたやられてしまう」日本人からの警告

 独(トク)島を自国の領土と記述した日本の歴史教科書が再び玄界灘に高波をもたらしている。折良く、日本人の保坂祐二・世宗(セジョン)大学教授が最近、著書『日本に絶対やられるな』(ダプゲ出版社)で、韓国人のためになる話をしており、関心を集めている。
 独島問題と関連し、保坂教授の論旨は一言で言って「韓国側の対応は余りにも感情的で、緻密な日本側の戦略に巻き込まれている」ということ。韓国が「独島は韓国領土」と声高に謳っている際、日本は後日独島の領有権問題が外交問題に飛び火することに備え、地道に資料を準備してきた。また、自国民と世界を相手に持続的な広報を続けているという。従って、このままでは、韓国が再び日本にやられるのは火を見るよりも明らかだということだ。
(中略)
8世紀、中国から伝来した『孫子の兵法』は、武士の時代が700年も続いた日本で花開いた。「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という金言を、日本人たちは永遠の真理と考える。従って、日本人は常に相手を徹底的に研究し、勝てるという計算が出れば、先制攻撃を行う。日清戦争当時、李舜臣(イ・スンシン)将軍までも集中的に研究したのが日本人なのだ。

この保坂教授の言い分には、いろいろと興味があります。
古事記日本書紀に書かれた歴史歪曲というのが神功皇后三韓征伐エピソードだとしたら笑えますが、最後の「(日本が安保理常任理事国になれば)日本人は再び傲慢になり、アジアを侵略した過去の過ちまでも清算したという錯覚と妄想に陥る」という点以外は、おおむね面白く読ませていただきました。
日本語版サイトが異様に充実していると評判の朝鮮日報ですが、そもそもの記事に内容があるようで。
でも、こういう記事はどうかと思うんだ。
「はっぱ隊」…「日本版フルモンティ」が人気
とりあえず、対馬海峡のことを韓国では大韓海峡と呼ぶ、ということが分かります。
もう知ってるけど。