小沢終了のお知らせ

海自の給油部隊が日本に引き返し始め、アメリカがぶうたれパキスタンから苦情が来ているにもかかわらずアホなことをやった民主党の小沢さんですが、
民主党の小沢代表、辞職願提出「党内混乱の責任取る」(読売新聞)
壊し屋の異名に似合わず、今回は自分が先に壊れたわけですが。
給油活動中止について日本に文句をつけたパキスタンも、あまり褒められた状況ではないようで。
パキスタン:ムシャラフ大統領、全土に事実上の戒厳令毎日新聞
以下引用。

パキスタンムシャラフ大統領は3日夜、憲法停止を含めた国家非常事態宣言を発令し、全土に事実上の戒厳令を敷いた。99年にクーデターで実権を握り、陸軍参謀長との兼任を解消しないまま強権支配を続けてきたムシャラフ大統領に対し、国民の反発が強まっており、非常事態宣言によってパキスタン情勢がさらに混乱するのは必至だ。
 AFP通信によると、宣言発令の理由について大統領はイスラム武装勢力の攻勢と(最高裁)判事の(政治的)妨害のため、としているという。実際には最高裁による、ムシャラフ氏が再選を果たした10月の大統領選の合憲性の審理を中断させる目的とみられる。

これについて興味がわく記事が毎日にもうひとつあったので、そちらも引用します。
パキスタン:対テロと民主化、行き詰まり 非常事態宣言

 絶大な権力を意のままにした大統領の凋落(ちょうらく)の根本原因は、米同時テロ後、ブッシュ米政権の求めに応じた対テロ戦同盟国への転換で、国民にそっぽを向かれたことだ。そこまでしてブッシュ氏に忠義を尽くしながら、民主化問題では米国もムシャラフ大統領への圧力を強めている。
 国際的な圧力を後ろ盾にして「民主化」を求める野党指導者や憲法に厳格な最高裁の態度は、大統領にとって、現実を無視して足を引っ張るだけの存在、と映っているのは間違いない。

ムシャラフ大統領兼陸軍参謀総長に中間管理職の父の姿を見た気がします。