気を取り直して

まじめな本の紹介をいたしましょう。

戊辰戦争―敗者の明治維新 (中公新書 (455))

戊辰戦争―敗者の明治維新 (中公新書 (455))

佐々木克著「戊辰戦争─敗者の明治維新
あらすじなどを書けるものではないのですが、始まりの時点では圧倒的優勢に立っていた幕府軍が朝廷、列強、寝返った各藩に徐々に包囲され、さらには一般に「旧幕府軍」とくくられがちな諸勢力の対立などを押さえきれず崩れてゆくさまがよく見えます。
山陰道鎮撫総督の西園寺公望軍にさっさと降った地方出身の人間としては、あまり深入りしたくない話題ですが。
そういえば「戊辰戦争」で調べてみると、こんな記事が。
http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20070108/p1
まことに失礼ながら、最後の一段落がなければ私と精神年齢が変わらないガキの勝ち組ゴロ合わせとしか思えない部分がありましたけれど、文体口調はともあれ内容はその通りに思えます。
と言ってる私は南京虐殺中間派だけどな。