もうね、アホかと、バカかと

別の話を書いていて遅くなりましたが、朝鮮日報が面白い(Funny)記事を乗せておりましたのでご紹介します。
最近、いうところの従軍慰安婦問題で安倍さんが余計なこと言って、様々な国の無知な人々を怒らせていますが、それについてはもっと別の場所でたくさん言われていると思うので、ここでは措きます。


軍事大国化を美化するマンガは日本の秘密兵器?

 日本政府が自衛隊のPR用に作成した漫画のキャラクターが、「日本の軍事大国化を美化している」という批判を浴びている、と米国の外交専門誌『フォーリン・ポリシー』が21日伝えた。

(中略)

 『フォーリン・ポリシー』誌は「日本が漫画を使うのは、自衛隊のフレンドリーなイメージを世界にアピールしようという目的があるといえるが、(軍事大国化を目指した)日本の野望を包み隠すためのものではないか、という疑いの目も向けられている」と述べ、漫画キャラクターを「日本の秘密兵器」と表現した。

 また、AP通信も「かわいらしい漫画キャラクターは、第2次世界大戦当時にアジア諸国を占領し略奪行為を働いた日本軍のイメージを抱かせないようにするためのものだ。これこそまさに、日本の指導者たちが望んでいることだ」と伝えた。

笑いが止まらない
外交専門誌にこんな馬鹿げた話を載せる方もどうかしているが、それを大真面目に転載する朝鮮日報朝鮮日報だ。
自衛隊員が私服にマンガ絵のワッペンつけようが給水トラックにキャプテン翼描こうが、そんなものは勝手でしょうが。それを「日本の野望を包み隠すためのもの」だ?寝言は寝て言え
地元の人に親しみを持ってもらうため(多分)の漫画が、これじゃ世界征服のプロパガンダだ。寄稿者の神経回路の接続パターンをぜひとも調べてみたい。


そもそも、この『フォーリン・ポリシー』への寄稿者は今の日本がどういう政体でどういう体制でどういう国策か分かっているんだろうか。つまみ食いした現象だけで日本全体を評価するのはお勧めできない。
どうせ日本についての理解が六十年前で停止しているのでしょう。同じ外交誌でも『フォーリン・アフェアーズ』とはずいぶん違いますね。
今の日本は大日本帝国ではなく日本国で、立憲君主制に基づいた民主的(少なくとも、アメリカと友好的なアジア各国の平均値以上には)な政治が行われています。すでに経済大国となった日本が、他国への領土的野心を持つ必要はありませんし、そんな事をすれば元が取れないと分かっているし、国民がそんな狂態に賛成しませんし、そもそも予算的にそんな余裕はありません。日本の野望なんて言ってる暇があったら、アメリカ民主党に流れる賄賂を辿って中国の野望でも暴いてなさい。
それからAP。もしもドイツ連邦軍が、何かの意匠を使ってナチス時代のドイツ国防軍や親衛隊のイメージを払拭させようとしていたなら、それも皮肉ったんですかね?過去に大罪を犯したとされている組織の後身が、その悪い印象を取り除こうとするのは、これは普通の事でしょうに。
戦争は行わないべきですが、中でも特に負ける戦争は行わないべきですね。数百年に渡って不条理が条理とされる。南アフリカなんぞがいい例です(余り関係ないけど)。