こういう応酬が沢山あったのが昔の国会なんだよな

新参は過去の国会を知らないから困る。

いや、私も新参ですが。
まあ、また報道記事なわけです。


「政権渡せぬ」と首相=閣僚ら、民主公約酷評時事通信

 麻生太郎首相は28日午前の閣僚懇談会で、民主党衆院選マニフェスト政権公約)について「安全保障・外交政策が極めて不安だ」と批判、「民主党に政権を委ねるわけにはいかない」と対決姿勢を強調した。閣僚からも、「財源の説明がない」「成長戦略が描けていない」などと指摘する声が相次いだ。

やっぱりというかなんというか。
共同通信なんも報道しねえのな、と嗤っていましたが、毎日が打ちました。


民主マニフェスト「ポピュリズムの極み」 閣僚らが批判毎日新聞

 麻生太郎首相は28日午前の閣僚懇談会で、民主党マニフェスト政権公約)について、「特に安保・外交政策が極めて不安だ。このような民主党に政権を委ねるわけにはいかない」と、強く批判した。河村建夫官房長官は同懇談会で、各閣僚に民主党マニフェストを精査し意見をまとめるよう指示した。


あんのじょう袋叩きの民主党政権公約。
以下、上二記事から要約します。

麻生首相 :俺の怒りが有頂天
川村官房 :バラマキ乙
与謝野財相:選挙対策ですね、わかります
甘利行革相:持ち出し大杉
石破農相 :財源ソース希望
斉藤環境相:政策にムジュンがある
中曽根文相:現実的対応(笑)
浜田防衛相:海自派遣問題はただの遊びだったのね!


テラフルボッコwww
さて、転んでもただではおきないのがマスコミ。まるで大地震の第一報が被災地を見舞う国家主席の記事だったりする人民日報のごとく、反論記事がしっかりついてきます。


民主マニフェスト「必ず実現する」 鳩山代表が反論(同上)

 民主党鳩山由紀夫代表は28日、宮崎市での街頭演説で、与党側が民主党衆院選マニフェストの財源をあいまいなどと批判していることについて「できるだけ細かく調査し、必要な財源を手当てした」と反論。「必ず実現すると約束するし、果たせなければ責任を取るのは当たり前だ」と述べた上で「公約を守ってこなかった政権自体が最も問題だ」と批判した。


責任取るのが四年後だから問題なんだろうが
一度通った法律は、変えるのに二十年かかると聞きます。数年の間に出た法律や談話や条約が、その後二十年のあいだ国を律してゆくと。
当然ですが、二十年で国が歩いた道を変えるには百年で足りるかどうか。
いわゆる「国家百年の大計」は、つまり一日で決まるというわけです。
その計画である政権公約で、当のトップが「できるだけ細かく調査し」た結果、文章になったのが「無駄遣い減ります」だけともなれば、そりゃあ担当側は怒りますって。
自民の公約破りは、一部民主の妨害も原因なのに。



それはさておき、私は明日提出のレポートを書き始めないと。