これはすごい

みなさんは、年がタイトルになった小説をご存知でしょうか。
よく知られているのは、こちらでしょう。

1984年 (ハヤカワ文庫 NV 8)

1984年 (ハヤカワ文庫 NV 8)

ジョージ・オーウェル1984年」。
他にも「2001年宇宙の旅」シリーズや「2055年までの地球史」など、いろいろありますが、ここで紹介するのは去年発売された破滅ものの長編です。
2012 ザ・ウォー・フォー・ソウルズ

2012 ザ・ウォー・フォー・ソウルズ

ホイットリー・ストリーバー「2012 ザ・ウォー・フォー・ソウルズ」。
あらすじは控えます。なぜならまだ読んでいないし、映画化するから。
トランスフォーマー」その他のマイケル・ベイ監督らしいのですが、大学の友人の情報では「エメリッヒだろ?」ということでして。こちらも「インデペンデンス・デイ」とか「デイ・アフター・トゥモロー」の監督さんなので、面白くはあるんですが、さすがに不審に思って(今年中に公開される)ローランド・エメリッヒが監督する方の「2012」の予告編を見てみましたら。
以下字幕の私家版和訳。

世界の首脳は、いかにして
この星の六十億の人々に
地球滅亡を知らせるのか?


──知らせないのだ。


そうか、またエメリッヒお得意の天変地異ものか。
というわけで「同名の別品」というオチがつき、話は見事に解決したのでした。
今年はそろそろ始まる「20世紀少年」の第二部とか、トム・クルーズ演じるフォン・シュタウフェンベルク大佐がいい感じの「ワルキューレ」とか、「Vフォー・ヴェンデッタ」を超える大傑作アメコミの映画化「ウォッチメン」など、面白そうな映画が多いようで楽しみです。
金ないけど。