何の感動もなく

福田康夫さんが首相になりました。
派閥政治の復活かと国内外のマスコミが言ってますが、まあ政権野党の陣容を見れば無理もないかと。
私もじいさんばっかりだなと思いましたから。
さて、康夫といえば。
なんでも、中国では「ドラえもん」の主人公である野比のび太は「野比康夫」という名前で通っているんだそうです。
で、顔もあいまって福田さんは、中国のネット上で「のび太首相」と呼ばれているんだとか。
騒ぐポイントそこかよと思いつつ、それにあわてた当局が出した布告に笑いました。
福田首相は、必ずしも親中派ではない」
今の自民党に中国が求める“親中派”がいるのかどうか、疑問に思えてきました。
どうやら中国当局は、彼のパパ福田赳夫さんがいわゆるアジア諸国と親しかった*1田中角栄と衝突した、という経歴が忘れられないようです。

*1:角栄さんが1972年に日中国交回復を実現したのは有名ですが、その時に中国へ莫大な支援を決定したり、金大中事件で韓国側の主権侵害を黙認したり、新潟で起きていた拉致事件を無視したり、あまり褒められない面もありました