ロケット弾
１２日午後１１時ごろ、神奈川県座間市入谷３、県立座間谷戸山公園で、「バーン」と２回、大きな爆発音がしたのを近所の住民が聞き、１１０番通報した。
座間署で公園内の林を調べたところ、飛しょう弾の発射装置とみられる金属製パイプ（直径６センチ）２本や三脚が見つかった。
（中略）
同署は過激派によるゲリラ事件とみて調べている。
笑えない。笑えないぞ。
何が笑えないって、俺はキャンプ座間に核ミサイルが打ち込まれたら確実に即死する距離に住んでるんです。谷戸山公園、何度も行った事あるし。
この自然公園は散歩するのにちょうどいいんですが、キャンプ座間に近い事もあって、時々米軍へのあてつけを目的とした行動を起こす人がいるんですね。以前もここからロケット弾を放った奴がいました。
その時は、日本にもまだ左翼ゲリラが生き残っていたのかと驚いたのを覚えていますが、今回は呆れるばかり。
ちなみに、キャンプ座間は神奈川県座間市と相模原市にまたがる本土唯一の在日米陸軍基地（沖縄にはもう一ヶ所あります）。在日米陸軍司令部が置かれています。主要施設は座間市側にありますが、面積の四分の三近くは相模原市側。
現在、在日米軍再編の関係で米本土から陸軍第一軍団司令部が移転するとかで、教組が強い学校などには移転反対の横断幕が車の排気ガスを浴びつつ寂しく揺れています。第一軍団司令部はハワイの米太平洋軍司令部につながり、最終的には縮小された在韓米陸軍も指揮下に入れるんだとか。とにかくでかい組織が座間に来るみたいですね。
5年後までに、陸上自衛隊の中央即応集団とかいう特殊部隊の本部も米軍に合わせて来るそうな。隣に自衛隊の分屯地があるのに、わざわざ米軍基地に間借りする事もないだろう。場所ないのかな。
まあ、第一軍団司令部が来る前からキャンプ座間は大所帯でしたから、あまり実感が湧くものではありません。司令部が来る前から、核で即死は分かってたし。
