久方ぶりに

私が勝手に尊敬しているMURAJI様のブログに飛んでみたら、イラン革命防衛隊についての本が出ているとか。
誰かと思って作者名を見てみれば、やっぱり宮田律先生で笑いました。
イランについての一般向け書籍を出した日本人と言われて、自分の中で真っ先にこの方が上がってくるのも無理もないことでしょう。『現代イスラムの潮流』『「イスラム過激派」をどう見るか』など、イスラム教の概略やイスラム圏の政治文化などを一般に向けて紹介した偉大な人だと思います。また『中東』ではなく『南アジア』でのクライシスを唱えた人としても。
まあ、各論で見て行くと「あれ?」と思うような記述があったりするんですが、イスラム教徒=ビンラディンレベルの過激派、という誤ったイメージを静かに蝕んだ功績はでかいんじゃないでしょうか。

この方もまだまだ現役ということですね。なんだか一安心しました。