ところで昨今

報道機関がずっとさわいでいた民主党代表について、後釜が誰だろうがどうでもいいと思っていたので、これまで私は無視を決め込んでいたのですが。
そうも言っていられなくなりました。

世論調査:首相にふさわしいのは鳩山氏34%麻生氏21%毎日新聞

これによりますと、民主党は代表交代で臭い物にふたを成功させたようです。
以下引用。

麻生太郎首相と鳩山氏のどちらが首相にふさわしいかを聞いたところ、鳩山氏との回答が34%で、麻生首相の21%を上回った。次の衆院選で勝ってほしい政党の質問では民主党が56%で、代表選前の12、13日に行った前回調査比11ポイント増となり、自民党の29%の2倍近くに達した。
民主党小沢一郎前代表の公設秘書逮捕で傷ついた党のイメージを小沢氏の辞任と代表選の実施によって回復させたといえそうだ。

ラブアンドピース的なことばかり口走ってる鳩が代表になっただけで、太郎閣下の支持率ががっくり落ちるというのもバカバカしい話ですね。
しかしこの調査では、まだ続きがあります。

ただ、鳩山代表に期待するかどうかの質問では「期待する」と「期待しない」がともに49%で拮抗。小沢氏の辞任と鳩山代表の就任で民主党に対する評価が変わったかについても「変わらない」が68%に達した。
秘書が逮捕・起訴された西松建設事件に関する小沢氏の説明不足や、鳩山氏に「小沢後継」イメージが強いことが影響しているとみられる。

自民党で支配的な「鳩=傀儡」という見方は、どうやら国民に共有されるものだったようで。
しかし、
1.民主党に勝ってほしい
2.代表交代では民主党の評価は変わらない
という結果から考えるに、単純にみるとそもそもこの調査を受けた人々が最初から民主党支持だったことも考えられるわけで、やはり「毎日新聞の」世論調査という側面が浮き彫りになったりならなかったり。
やっぱりこういうことは、他の新聞も調査してもらってから考えるべきなんでしょうかね。



ちなみに自民・民主両党とも、この結果には複雑なご様子。

世論調査:結果に民主党は安堵 与党には衝撃毎日新聞